INTERVIEW
A.T(2023年中途入社)
前職は生命保険の営業職。金融業界に興味があり、人とコミュニケーションを取るのが好きで入社したのですが、「保守的な体制」「体育会系の仕事」という実態を目の当たりにしたとき、結婚や出産など将来のライフイベントのことを考えると不安でした。
また、「営業力とは何か」と考えたとき、基準が曖昧で、成長しているかどうか分からなかった不安も重なり、思い切ってジョブチェンジすることに。この悩みを解決するのは、出社やリモートワークなど働き方が柔軟で、手に職のイメージがあったITエンジニアだ!と思い立ち、まずはエージェントに登録しました。
エージェントを通してSHTを知ったのですが、選考に参加したのはSHTだけでした。エージェントとSHTとの間で話が進んでおり、未経験の私でも会ってくださると聞いて、安心感があったからです。入社の決め手となったのは、完全に未経験でも大丈夫だと言う研修制度が充実していたこと。ITのイロハも知らなかった私にとって、基本中の基本から学べる教育環境は、大変心強かったです。また、面接では温かい会社であることも感じられました。前職の1年間で保険関連やFPの資格を合計10個取得していたのですが、ITとは関係ないのに「頑張ったね!」と褒めてくださって、私という人間を認めてもらえた気がして、とても嬉しかったことを覚えています。
入社後は、3箇所の現場を経験しました。1件目はコンサル会社様のサーバをクラウド化する案件。エンジニアというより、IT事務に近いお仕事が多く、ほとんどフルリモートでの勤務でした。2件目は、逆に毎日出社しての勤務。大手通信キャリア様でサーバ運用の自動化に関わるお仕事でした。運用メンバーとして、ドキュメントや手順書を作成していましたが、まだエンジニアと言えるには至らない業務だったかと思います。そして3件目となる現在は、データセンター事業者様でネットワークの運用・保守を担当しています。こちらでは出社と在宅のハイブリッドワークで、メリハリのある働き方が気に入っています。
これまで一番やりがいを実感できたのは、やっぱり現在のプロジェクトですね。ルータなど実機を扱い、コマンドを入力したりなど通信環境を構築する作業を行っているので、いよいよ本格的にエンジニア業務っぽくなってきたところです。スキルに合わせて業務が割り振られるので、簡単なものから難易度高めのものまで経験でき、徐々に知識も身に付いてきました。また、機器と機器を繋ぐ配線工事の部署とやりとりをしたり、お客様からの問い合わせに対応したり、作業だけでなくコミュニケーションも発生し、総合的に成長できていると感じます。
4名のチームメンバーの中には、案件を割り振るリーダー的存在の先輩以外にも、年齢の近い若手エンジニアがいます。私と同じように未経験から入社した女性社員もいるのですが、社歴は私より長いのでOJTで教えてくれたり、相談相手になってくれることもしばしば。また、管理職の方々が若手メンバーの懇親会を開く機会もあり、様々な現場で活躍する若手エンジニアと情報交換したり、悩みを語り合ったりするのも刺激があって楽しいです。それと、2ヶ月に一度上長と面談する機会では、今後どういったキャリアを積んでいきたいかというお話を聞いていただくのですが、幾つかプロジェクトを経験しただけあって、ちょっと技術的な会話ができるようになりました。
これまで、サーバ系とネットワーク系のお仕事を経験し、個人的にはネットワーク系への熱が高まっています。例えば、ルータとルータを設置し通信が行えるようコマンドを入力して対向先から通信が返ってくると、自分の作業によってリアルタイムで物事が進む面白さを体感できる。今は少しでも知識を増やし、周囲の先輩と同じ目線で仕事ができるようになりたいです。一方で、TOEICの勉強もしています。今の現場では外資系のお客様が多く、バイリンガルがサービスデスクの窓口を担当し、それからエンジニアに繋ぐという流れ。英語とエンジニア、両方のスキルを持つ橋渡し役がいれば、どれほど重宝されることか。文系出身、営業出身の私だからこそ踏み込んでいける居場所かもしれない。今はそう信じて、日々努力しています。